娘の方が大人になってました🌷

執筆者:

カテゴリ:

福岡で娘と過ごした2日間を終え、私は神戸へ向かう新幹線に乗りました。

行きの新幹線はとても長く感じたのに、帰りはあっという間でした。

窓の外を流れる景色を眺めながら、娘と過ごした時間を何度も思い返していました。

すると、娘からLINEが届きました。

「お母さん、席に座れた?」

「今日は楽しかったね。」

そんな言葉から始まるメッセージでした。

そして続けて、

「お母さんが寂しがってるの、私気づかなかった。」

「ごめんね。」

と書かれていました。

さらに、

「大人でも、あんなに泣くんやね。」

「びっくりしたよ。」

「お母さんに会ってから寂しくなって、涙が止まらない。」

そんな言葉もありました。

私はそのLINEを読みながら、新幹線の中で涙があふれてきました。

でも同時に、少し反省もしていました。

娘は結婚し、新しい生活を始めようと頑張っているところです。

そんな大切な時に、私は取り乱して泣いてしまいました。

娘を安心させるどころか、心配をかけてしまったのではないか。

そんな気持ちになったのです。

私は娘に、

「少しずつ慣れようね。」

「お母さんも子離れしなあかんね。」

「今日は会えて安心したよ。ありがとう。」

「お買い物楽しかったね。また一緒に行こうね。」

と返信しました。

そして最後に、

「また会いに行くね。」

と送ると、娘から返ってきた言葉は意外なものでした。

「あかん。1年は会わないでおこう。」

私は思わず笑ってしまいました。

でも、その言葉の奥には娘の強い気持ちがあったのだと思います。

新しい土地で、新しい生活を築いていく。

自分の足で前へ進もうとしている。

そんな覚悟のようなものを感じました。

その時、私は思いました。

「あぁ、この子は本当に大人になったんやな。」

と。

娘の方が、私よりもずっと前を向いていたのかもしれません。

そして、その時ふと思ったのです。

私は若い頃、自分の親の気持ちをどれだけ理解していただろうか、と。

親の心子知らず。

本当によく言ったものです。

親は子どもの幸せを願いながら、寂しさも抱えています。

でも子どもは、自分の未来へ向かって歩いていく。

それは決して冷たいのではなく、親が愛情をかけて育てた証なのかもしれません。

今の娘には、私の寂しさの全ては分からないと思います。

でも、それでいいのだと思います。

いつか娘も人生の節目を迎えた時、少しだけ親の気持ちを思い出してくれたら嬉しいなと思います。

寂しさは今もあります。

でも娘が自分の人生を歩き始めたことを、母として応援していこうと思います。

それが、私なりの子離れの第一歩なのかもしれません🌷

コメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です