娘と再会した私は、まず新居へ向かいました。
「ここで暮らしているんやね。」
娘の部屋へキャリーケースの荷物を運び入れ、少し落ち着きました。
部屋を見渡しながら、私は不思議な安心感に包まれていました。
娘の声。
娘の笑顔。
私への優しさ。
何気ない会話。
そんな当たり前だった時間が、私の心を少しずつ落ち着かせてくれました。
夕方になると、仕事を終えた娘の旦那さんが帰宅しました。
「一緒に夕飯を食べましょう。」
そう声をかけていただき、3人で食事へ出かけました。
平日だったこともあり、食事は早めに切り上げました。
翌日は娘と待ち合わせをして買い物へ行く約束をしていたからです。
次の日、娘と天神で待ち合わせをしました。
久しぶりに娘と並んで歩きながら買い物をしていると、神戸で一緒に出かけていた頃を思い出しました。
「どれがいい?」
「好きなの選び。」
そんな会話をしながら、必要なものを買い揃えていきました。
気がつけば荷物は持ちきれないほどになっていました。
それでも私は嬉しかったのです。
娘の新しい生活を少しでも応援したかったから。
楽しい時間はあっという間でした。
私が帰る時間が近づき、そろそろ家を出ようとした時でした。
娘が突然、
「お母さん」
と言って抱きついてきました。
「お母さんと会えなくなるね。」
その言葉に、私も娘を抱きしめ返しました。
「お買い物、楽しかったね。」
「また行こうね。」
そう話しながら、二人で博多駅へ向かいました。
駅では娘の好きなモンブランケーキを買い、新居で使うトイレマットも一緒に選びました。
そんな何気ない時間が、とても幸せでした。
そして、いよいよ新幹線の時間が近づいてきました。
改札口の前で、私はまた涙があふれてしまいました。
「そしたらね。元気でね。」
そう言う私に、娘も涙を浮かべながら言いました。
「お母さん、子離れしないとね。」
私は思わず笑いながら、
「ほんまやね。ごめんね。お母さん、まだ子離れできてへんね。」
と答えました。
私は、
「もう帰ってね。旦那さん帰ってくるよ。夕飯の用意しなあかんからね。」
と言いました。
そして、最後の力を振り絞るように、娘と離れる寂しさを抱えながら改札を通りました。
改札を通った後も、私は娘の姿が見えなくなるまで何度も手を振りました。
娘もずっと手を振ってくれていました。
あの日の光景は、きっとこれからも忘れないと思います。
そして私は新幹線に乗り込みました。
窓の外を流れる景色を眺めながら、この2日間の出来事を何度も思い返していました。
座席に座りしばらくすると、娘からLINEが送られてきました📩。
またその内容は、後のブログで書いていきますね。
離れて暮らすようになっても、娘と過ごした温かな時間が、これからの日々を支えてくれるとは思ってもいませんでした。
そのぬくもりは今も私の心に残り、前を向く力になっています🌷
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